第三章・「別離」その18


北六のナース一流エステティシャン

2000年9月4日、胸水の溜まる隙間を癒着させる処置の入院です
二度の抗癌剤の入院で、癌研北病棟六階の看護婦さんとは顔なじみです
入院するとすぐに妻は短い髪を丁寧にシャンプーしてもらいました


天使から心の通う看護受け

骨への転移で不慮の骨折にも注意をしなければなりません
今度の入院は癒着処置と同時に看護婦さんからは
自宅での過ごし方や身体の動かし方などのレクチャーも・・・


いつの間に優等生が有名人

97年、手術入院の時には執刀医のT先生から「優等生」と呼ばれていた妻
再発が確認されてから、主治医は内科のK先生になりました
そのK先生からも、「根性あり」とお墨付きを頂戴しました━「別離」・その2




s_yamamo@