再発・「毒のあとさき」その三十
映画より雑踏に身おき感激す
加療も済んで体調が少しよくなった妻と久しぶりに「サンシャイン60通り」に出かけました
妻にとっては映画の内容よりもこうして街を歩くだけで感激したようです
ファストフード店の大きなウィンドー越しに行き交う人たちを追う妻の瞳が輝いています
うな重を父も娘もたいらげる
「熱低の合間をぬってショッピング」−【再発・その13】 以来、繁華からの外出から戻ると
滋養をつけようと実家の母が夕食に「うな菊」さんから好物のうなぎを取ってくださいました
「ああ美味しかった」カラになったお重を僕に見せながら微笑む妻の顔がありました
この病なければ私脚線美
すらっと伸びたモデルのような足をゆったりとしたパンタロンの上から撫でながら
「この病気がなければなぁ〜」、二度の抗癌剤ですっかり体も細くなった妻のひと言です
s_yamamo@