第二章・「安息」その31
僕の影踏んづけて行く梅雨の晴れ
2000年・夏、終焉に向かって季節は過ぎて行きます
この年の夏は記録的な暑さになりました
それを予感させるような梅雨さなかの週末です
週末にやっと晴れたら摂氏夏
月曜から金曜までは毎日雨でも、週末だけは晴れて欲しい
ちょっと急ぎ足で、JR大塚駅から実家まで
額の汗を拭って見上げるお日様はすでに夏の太陽です
天空のデートを流す雨台風
接近している台風で7日の夜から雨になりました
年に一度だけの逢瀬をこの雨が流してしまったのでしょうか
妻と僕には、この年が最後の七夕となりました
s_yamamo@