第二章・「安息」その29


川口の姉がメールで「お世話さま」

お母さんの入院とお父さんのショートステイも
無事に済んで、お母さんの視界も明るくなりました
「こんなに良くなるなら、もっと早く済ませばよかったのに」とは妻の弁です


念入りに明日の投票リハーサル

2000年6月25日の総選挙に向けて
今まで、どの選挙にも棄権をしたことのない父に
土曜日の夕食後、レクチャーをします


この一票三人かかりで行使する

総選挙当日は、父を車椅子に乗せて
投票所のある小学校の体育館まで、母と妻と僕と
梅雨の谷間の日曜日、校庭の所々には小さな水溜りがありました





s_yamamo@