第二章・「安息」その25
母が娘(こ)へ父のレクチャー夕餉あと
母の入院を控えて介護の必要な父へ
妻は注意事項をいろいろと母からレクチャーを受けます
母の入院は三泊四日です
細腕をまくってせめてもの孝行
妻が実家で治療療養するようになってからは
恋愛をしていた頃のように、毎晩、妻から電話があります
「お世話になってるんだから、恩返ししなくちゃね」と、妻の声は弾んでいました
ときわやの大黒柱「たのんだぞっ」
「ときわや」は妻の実家の屋号です
その後、母の入院中、父はショートステイできることになりましたが
張り切っている妻へ僕からもエールを送ります
s_yamamo@